If you are interested in Hatsune Miku or studying Japanese. Here is a translation into Japanese of the original English article I wrote about Hatsune Miku that appeared on LRC. As well as a link to that article.
Both are spaced and paragraphed accordingly (for your study convenience).
Too see original English article, go here: http://www.lewrockwell.com/rogers/rogers240.html
音楽とは生命の響きである
文化はいくつもの要素が重なりあって作られている。そこには芸術と愛情と人の想いがある。この数百年、人々を隷属状態から解放するために、文化は大きな役割を果たしてきた。…アンドレ・マルロー
一般に、人は新しい体験を好むもので、いつでも「何か次の大物」の紹介を待ちわびている。ジャンルは何でもよい。映画か、新しいレストランか、俳優か、ミュージシャンか。しかし今日ここで紹介するものは、多くの人─特に音楽ファンを自認する人─の気分を害する可能性がある。実際のところ、ある種の人々にとって、今日の記事は突拍子もない驚きとして受け止められるだろう。
ある種の人々とは、要するにすべての大人である。そこに10代の若者は含まれない。彼らはむしろ熱狂している。
どういうことかって? なぜなら、今から紹介する人物のような存在を、あなた方は誰も目にしたことがないだろうから。もしもこの人物に関する計画が実を結んだなら、恐るべき未来が待っているだろう。それは文化と社会に革命を引き起こすものとなる。
エルビス・プレスリーやマイケル・ジャクソンの後継となり、ベートーベンの衣鉢を受け継ぐ、そんな音楽界における次世代のスーパースターは、すでに誕生しているのだ。彼女の存在は我々の認識にまさに革命的な転換をおこしている。音楽とは何か、そして人間とは何か…。あっ、言っておくが、レディ・ガガのことじゃないよん。この彼女がもたらす文化的なインパクトに比べれば、レディ・ガガのような「アーティスト」はおよそ取るに足りない存在だ。
私が、今日紹介したいアーティストは、我々の文化を見事なまでに変えるだろうし、数十年、下手をすると何世紀に至るまで、音楽ビジネスと音楽出版のあり方を変えてしまう。いまから100年が経ったとき、レディー・ガガ、マドンナ、ブリトニー・スピアーズ、果てはビートルズといったアーティストが忘れられるときでも、今日紹介するアーティストおよび彼女の才能はさらに強力になっていることだろう。ハッタリだろうって? まあ、読んでくれ。
このアーティストは西洋ではあまり知られていないんだが、youtubeの彼女の動画は100万回以上再生されているし、そのいくつかは200万再生超えだ! レコーディング契約をしたこともない、たった3歳の歌手にとって、これは悪くない数字だ。
いや、むしろ、人間でさえない彼女にとっては、素晴らしすぎる実績である。
初音ミクを紹介しよう。彼女こそが、次世代のスーパースターである。初音ミクは日本人だが、生身の女性ではない。彼女は人ではなくアンドロイドなのだ。あなたの読みは正しい。音楽界の次世代のスーパースターには身体がないのである。
これは将来にも関わってくるし、今日起こっていることでもある。
「初音」には「最初の音」という意味があり、そして「ミク」には「音楽」または「未来」という意味がある。すなわち「初音ミク」の意味は「未来の音楽の最初の音」だ。彼女は「ボーカロイド」と呼ばれる音声シンセサイザーなのだ。実際のところ、いくつかの曲の中で、彼女の声は、空想科学なアカペラと同じぐらい楽器としても使用されている。彼女は、ヤマハが開発した音声合成デバイスである。
つつく。。。
Thanks to Piyomiyo!
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